エルゼビア社「Journal of Chromatography A」誌にアミノ酸分離カラムに関する論文が掲載されました。

2020年3月11日付のエルゼビア「Journal of Chromatography A」誌に研究成果が論文掲載されました。

【著者/論文誌名】Y. Takagai, K. Yamazoe(4年生), T. Sato, C. Oonuma, M. Butsugan, W.L. Hinze: J. Chromagra. A, in press (2020).

【タイトル】Synthesis and evaluation of a diethylammonio-propylsulfate amphoteric ionic column for the high-performance liquid chromatography-mass spectrometric separation and detection of amino acids

【DOI】https://doi.org/10.1016/j.chroma.2020.461033

【概要】両性イオン官能基を修飾させたポリマーを合成し(↓写真)、それを高速液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)用のカラムとして使用した論文です。

アミノ酸をモデル物質として分離評価を行いました。その結果、一般の順相カラムや逆相カラムのように溶離液や温度などに依存するカラムではなく、アミノ酸の等電点順に溶出する特徴的な分離カラムであることが分かりました。